【友国際文化学院】 Chromebook 導入インタビュー動画

友国際文化学院様
業種(大学、専門学校など)日本語学校職員数
所在地(都道府県)東京都生徒数

Chromebook 導入事例 友国際文化学院様 インタビュー動画

インタビュー

友国際文化学院について

友国際文化学院は、2014年10月に設立された日本語学校です。日本語学校とは、留学生に日本語を教え、大学や専門学校に留学生を送り出す日本語教育機関です。当校の教育理念は、国際社会で活躍できる「大和魂」を持った人間を教育することです。「大和魂」とは戦前のそれではなく、「漢才(からざえ)」に対する語で、状況に応じて外国から来た知識(=漢才)を生かす力、周りと強調しつつ個性を発揮できる人間を育てたいと思っております。

Chromebook 導入に至ったきっかけ/経緯

友国際文化学院を設立する少し前に、モンゴルの日本語学校の立ち上げの仕事をしました。その際に、タブレットを用いた ICT教育 を行うことになり、いろいろ悩んでiPadを導入することにしました。今回、友国際文化学院設立の際は、 Chromebook の記事をいろいろ読み、是非こちらを使いたいと思い Chromebook の導入を決めました。iPadより安かったこと、新規校なので色々な提案などをし易かったことが幸いし、 Chromebook の導入を全校で導入することに決めました。

導入前に懸念されていた課題と解決策

一度に学生にたくさん配布するため、アカウントの設定が大変なのではないか、授業で使いこなす教師の方が大変なのではないかということが、大きな課題としてありました。ですが、 Chromebook の場合、アカウントの設定は大変楽でした。一度にすべてのデバイスにアプリなどをダウンロードすることができ、また設定もスムーズにできました。教師の方は、半年前から1台づつ配り、教師が先行して使ってもらい、勉強会を何度か行い、比較的スムーズに教師も慣れてきました。

Chromebook を導入した決め手

iPadと迷ったのですが、値段が手ごろだったこと、管理コンソールがとても使いやすかったこと、 Google Apps for Education などのサービスが充実していたこと、広尾学園の実践例がとても魅力的だったことが決め手になりました。iPadのタッチパネルと迷ったのですが、タッチパネルは2,3年後にはすべてのパソコンに標準装備されるだろうと予測すると、今はキーボードのある Chromebook の方が魅力的と感じました。

Chromebook をどのように活用していますか?

まず、教員の情報共有ツールとして、Google Drive を活用しています。また、Google Classroom を利用することによって、学生の学習管理がとてもし易くなりました。教師が作ったパワーポイント教材を簡単に配布することができます。また Google スプレッドシート や スライド は、協働学習に向いており、プレゼン資料のグループで共同で作成することができます。教育系の quizlet や voicenote などのアプリも使いながら、自学自習を促す使い方をしています。

実際に導入してみて良かった点/改善点

留学生も操作をするに覚えられるぐらい、使いやすかったことが良かったです。またキーボードも、とてもいい点でした。文章を書くなどの複雑な作業も、スムーズにすることができました。改善点は、wifi環境の整備です。学校内のwifi環境がまだ安定せず、wifiが使えないことで、先生たちも Chrombook が使えなくて困ることが、何度かありました。また、学生がwifiを家で使えない人がいて、その場合どうするかが課題です。

今後の展望や期待すること

学生のためのポートフォリオや学習のアドバイスを、Chromebook でやりとりするできればと期待しています。またいろいろな使い方ができると思いますが、まだよくわからないので、実践例の共有ができればいいと思います。また語学学習などの教育系アプリが、今後たくさん出てくるといいと思います。