N大学様では、オンプレミスでサーバーを10台稼働させており、多大な管理の手間が発生していました。
サーバー交換の期限が迫っていた際に、管理の現場から、今後はメールの管理から開放されたいという要望があり、クラウドへの移行を検討されました。
サーバの管理者が、個人で所有する独自ドメインで Google Apps をトライアルしており、その快適さを実感しておりました。
その後、 Google Apps for Education という教育機関が無料で使用できるサービスを知り、移行を決意されました。
決め手は、サーバー管理の手間とコストが大幅に削減できることです。
クラウド移行に対して抵抗のある部分もありましたので、全てを移行するのではなく、自治体との整合性も重視して、必要なものはオンプレミスでの運用を継続しています。このような柔軟性も魅力です。
導入にあたって、まずは上長の承認を得るため、代理店からセキュリティに関する資料を収集し、上長にプレゼンされました。
また、自治体への説得材料も必要だったため、アメリカの導入事例を収集し、活用実績数などを説得材料としたとのことです。
・Gmail
・Google カレンダー
・Google ドライブ
・Google マップ
その他、ITリテラシーが高い教職員は、授業などでも活用しております。
スムーズなメール移行が実現し、コスト・手間ともに大幅に削減できました。
教職員同士もチャットでコミュニケーションしております。
今後は
・Google ドライブ を、教職員が積極的に活用できるように進めたい
・トレーニング等を Google Apps を使って行っていきたい
・離島での授業の活用も検討したい
と考えています。