教育現場を取り巻くプログラミング教育の状況

いよいよ2020年度から小学校のプログラミング教育が必修になります。
2016年度に文部科学省で検討が始まり、学習指導要領が改定されました。これで小中高とプログラミング教育が充実していくことになります。実際に学校でのプログラミング教育は、どの程度準備されているのでしょうか。

文部科学省が令和元年11月に、小学校を設置する全市町村の教育委員会へアンケートを実施しました。
プログラミング教育への取り組みを実施している教育委員会は約 93%となり、多くの学校で授業の実践や模擬授業など、なんらかの準備をしていることがわかります。

調査日:令和元年11月1日 文部科学省Webサイトより

プログラミング教育のねらい

小学校でのプログラミング教育は、なぜ必要とされているのでしょうか。その中核は「プログラミング的思考」を身につけることと規定されています。

まず、コンピュータが日常生活の中で活用されていて問題の解決には必要な手順があることに「気付く」こと、次に自分がコンピュータにさせたい動作をどのような順序で指示するか、どんな命令を組み合わせるかを考える「思考力や表現力」を身につけること、そして身近な問題の発見や主体的な解決など「学びに向かう力」を養うことが期待されています。

つまり、プログラム言語自体の習熟ではなく、学習を通して次世代に通用する能力を高めていくことが求められています。

STEAM教育とは

プログラミング的思考を伸ばすのに海外ではどのようにしているのでしょうか。早い時期から「STEAM教育(スティームきょういく)」と呼ばれるカリキュラムが使われています。

これは、S:Science(科学),T:Technology(技術),E:Engineering(工学),A:Art(芸術),M:Mathematics(数学) の頭文字をとった、21世紀を担うカリキュラムです。

もともと立案されていた「STEM教育」(ステムきょういく)に「A」が加えられました。「A」には、芸術や創造性の他に「リベラルアーツ」と言われる幅広い分野での知識や教養を表すと言われています。

STEAM教材について

実際にどのような教材が使われているのでしょうか。ここでは Makeblock 社の製品をご紹介します。Makeblock 社は2013年に設立されたSTEAM教育を総合的に扱い、グローバルで活動しているメーカーです。

教材,プログラミング環境,先生へのサポート,カリキュラムなど、実際の学習をフルサポートできる製品とソフトウェアやカリキュラムを用意しているのが特長です。

mTiny

「はじめてのプログラミングロボット」mTinyは、タッチペンでカードを読み込むことでプログラムができるロボットです。

mTinyを動かす「指令カード」にはいろいろな種類があり、これを使って地図シートの上を進んだり曲がったり、音を出したりしながら目的地を目指します。タブレットなどを使わないので、より学習に集中でき直感的に楽しみながら学習することができます。

これにより子供たちは、観察し発見し考えることで自律的にプログラミング的な思考を身につけることができます。

mTinyの特長
  • 4歳からでも使用可能
  • PC・タブレットが不要
  • タッチペンで簡単に直感的な操作
  • 講師にプログラム経験が求められない
  • 楽しく遊びながら創造性を刺激
  • 音や表情など豊富な反応ができる
  • 細部までこだわった安全性
  • 算数や英語などの拡張機能も発売予定

Codey Rocky

「AI対応の次世代プログラミングロボット」Codey Rockeyは、組立不要のロボットです。

Makeblock社が提供する「 mBlock 5 」で視覚的にプログラミングができます。具体的には「 Scratch 3.0 」という、命令ブロックを積み上げることでプログラムを組み上げるプログラミングソフトを基にしています。

AIやIoTにも対応しているので、湿度の検出や家電製品の制御、画像認識や音声認識など実用的な技術に触れることができます。

Codey Rockyの特長
  • 組み立てが不要
  • LED画面表現で楽しくプログラミング
  • 10種類以上の電子モジュール搭載
  • AIやIoTの実用的な技術が体験できる
  • プログラミングソフト mBlock 5 に対応
    • 視覚的なプログラミングが可能
    • Scrath 3.0 互換
    • 高度なプログラミングにも対応

mBot

「初心者向けのプログラミングロボットキット」mBotは、初心者でも簡単に楽しくプログラミングの学習ができるSTEAM教育ロボットです。

ドライバー1本で簡単に組み立てができます。コネクタも色分けされており、接続方法も簡単です。Makeblock社が提供する「 mBlock 5 」で視覚的にプログラミングができます。

また、100種類以上の電子モジュールや豊富な機能拡張パーツで、子供たちの発想を形にして動作させることができます。

mBotの特長
  • ドライバー1本で簡単に組み立て
  • 直接コントローラでも操作可能
  • 100種類以上の電子モジュールに対応
  • 機能拡張パーツで柔軟な思考を現実に
  • プログラミングソフト mBlock 5 に対応
    • 視覚的なプログラミングが可能
    • Scrath 3.0 互換
    • 高度なプログラミングにも対応

Halocode

Halocode はプログラミング教育用に設計されたシングルボードコンピュータです。

Wi-Fiモジュールを内蔵しており、いろいろな電子モジュールを接続することができます。高速な処理ができるため複数のプログラムを同時に実行することも可能です。

Halocodeの特長
  • 高機能で簡単な創作が可能
  • Wi-Fi内蔵でインターネットに接続可能
  • IoTアプリが簡単に使用可能
  • AI音声認識を簡単に実現可能
  • 高機能高速度の処理速度
  • プログラミングソフト mBlock 5 に対応
    • 視覚的なプログラミングが可能
    • Scrath 3.0 互換
    • 高度なプログラミングにも対応

プログラミング教育まとめ

子供たちが論理的な思考力を身につけるための「プログラミング的思考」がプログラム教育の中核であり、そのための方法としてSTEAM教育が適していることがおわかりいただけたでしょうか。

Makeblock 社は、グローバルでSTEAM教育をフルサポートしています。
ビジュアル型プログラムソフト「mblock 5」は、「Scrath 3.0」とも互換性があり、簡単にプログラミングが実施できます。同時に高度な言語で細かくプログラムすることもできますので、同じ教材とプログラムソフトで高度な課題に挑戦することもできます。またウェブでも動作するので、 Chromebook で簡単にプログラミング学習ができます。

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ミカサ商事株式会社は、Makeblock 社の正規販売代理店です。プログラム教育や Chromebook などICT教育の導入・構築・運用のコンサルティングなどのご要望がございましたら、ぜひ弊社にお問い合わせください。