【広尾学園】Chromebook 導入インタビュー 先生編

広尾学園 医進・サイエンスコース様
業種(大学、専門学校など)高等学校職員数教員 9台導入
所在地(都道府県)東京都生徒数1年生 29台導入

積極的にICT教育をすすめる広尾学園様。

医進・サイエンスコースの新高校1年生では、従来のタブレット端末に替わり Chromebook を導入しました。

今回は Chromebook 導入の経緯とその後の変化について先生方にお話をうかがいました。

インタビュー

Chromebook を導入された、きっかけを教えてください。

医進・サイエンスコース開設時に同コースの教諭および生徒全員に Google Apps を導入しました。

そうした過去の経緯の他、校内のWifi環境が整えられてきた背景もあり、さらに利便性を高められるツールを、ということで Chromebook の導入を決めました。

Chromebook 導入に至った経緯をお聞かせください。

生徒が使うICTツールとしては「すぐに使える」という点が非常に重要です。

その点で既に導入していたタブレットは優秀なツールでした。

しかし高校の授業ではクリエイティブな活動が多くなりますので、入力デバイスとして優れているパソコンの使用頻度が高くなりました。

タブレットもパソコンも一長一短があり、授業での使用に限界を感じていたところ、双方の長所を兼ね備えた Chromebook の存在を知り、導入に至りました。

導入前に懸念されていた課題を、具体的に教えてください。

端末の機能の他に、設定や管理に要する手間の問題がありました。

生徒にタブレットを使わせている場合、設定変更を決めたら全台を回収し、職員2人が数日掛かりで1台1台の設定の更新作業をしていました。

Chromebook を導入した決め手を、お聞かせください。

本校の求めるICTツールとしてぴったりだったという点はもちろんですがトータルコストの削減が可能という点も選定の大きなポイントでした。

タブレットの時のように端末を回収することなく、Chromebook管理コンソール から一括して設定変更ができるので、管理者の負担が大幅に減ります。

専門のSEがいない学校には非常に頼もしい機能だと思います。

Chromebook を導入後、変化はありましたか?

いつでもどこでもすぐに使えるので、生徒一人一人が時間を上手に使い、より自主的に学習に取り組むようになりました。

校外でもクラスメートと共同学習ができるため、モチベーションを高く保つことができるようになったようにも感じます。

生徒がアンケートを作成し、自主的に席替えをおこなったりもしています。

ネットの危険性をきちんと教え、みんなで一緒に学ぶことで情報リテラシーが身に付き、生徒同士が試行錯誤をしながらより便利な使い方を工夫するようになりました。

こうしたマインドの変化は普段の学習姿勢にも現れてきています。

今後の展望を、お聞かせください。

生徒の研究活動がよりリアルにおこなえるようにしていきたいと思います。

ハングアウトなどを活用し、大学や海外の専門家とつながる環境を構築して生徒にリアルな世界を見せることができれば、さらに明確な目標をもつことができるようになると考えます。

生徒たちには、多様なマインドを持てる人になってもらえればと思います。