【九州工業大学】 Chromebook 導入インタビュー動画

九州工業大学様
業種(大学、専門学校など)大学職員数
所在地(都道府県)福岡県生徒数

Chromebook 導入事例 九州工業大学様 インタビュー動画

インタビュー

九州工業大学について

九州工業大学は、北部九州地域に3つのキャンパスを展開する国立大学です。学部生は4,200人、大学院生は1,600人が学んでいます。最近の大学の大きな取組みとしては、グローバル化に対応した、エンジニア育成のための教育プログラムを推進しています。

Chromebook 導入に至ったきっかけ/経緯

プログラミングのような、専門的な内容を一人一人がやっていく環境は、今までもありました。アクティブラーニングのための空間はそれだけでは十分では無く、多様な学習の様式をサポートする必要があります。そこで必要になるのは、備え付けのコンピューターでは無く、文房具に近いような扱いのできる、それでいて単にコンテンツを消費するのではない、創造的な活動に使えるコンピューターが必要でした。

導入前に懸念されていた課題と解決策

Chromebook はハードウェアそのものが安価で非常に魅力的でした。しかし管理システムがどうなっているかということに、非常に不安がありました。実際に学生たちに文房具に近い扱いをしてもらう機材については、管理コストがどれ位下げられるかが、非常に重要でした。こればかりは具体的な場面でやってみないとわからないため、段階的に導入して、その度に自分たちで効果を検討しています。

Chromebook を導入した決め手

Google アカウントに統合されていて認証管理が非常に容易であること、不要なソフトウェアやサービスのバンドルがないこと、この二つによって管理コストが下げられることが、決め手の一つになりました。
また Google Apps for Education との連携で、学生が十分な性能と容量を持つクラウドサービスを心配なく利用できることも重要な要素になりました。

Chromebook をどのように活用していますか?

ラーニングコモンズで学生への貸し出し用として整備しています。従来型のPC設置型教室とは違った、開放的な学習空間で学習ツールとして活用してもらっています。グループで講義の Moodle を開くなどして活用している学生が多いです。その他、コモンズで開催される研修会や、イベントなどでも利用してます。

実際に導入してみて良かった点/改善点

学生が使っていて不自然の無い、エモーショナルなデザインが評判が良くいいと思います。それから大学での非常に重要な活動の一つは、文章を書くということですので、しっかりしたキーボードがあることが安心感があります。管理作業も、私一人と言うよりは、学部生のスタッフが中心でやっておりますので、サーバーの管理コストを低減することがうまくいっている事例だと思います。

今後の展望や期待すること

既に学生は普段から様々な機器を扱っています。それらと連携を密にとれることが強みと思っておりますので、コモンズで活躍する学生さん、自宅での学生さん、その二つをシームレスでつないで、自発的な学習の機会を作り上げていきたいと思っております。