【古河市立三和東中学校】Chromebook 導入インタビュー

古河市立三和東中学校様
業種(大学、専門学校など)中学校職員数
所在地(都道府県)茨城県生徒数230

インタビュー

古河市立三和東中学校について

本校は古河市の北東に位置し、全校230名程度の学校です。日頃からICTを取り入れた授業づくりに積極的に取り組み、生徒たちの学力向上とともに情報活用能力の充実に努めています。生徒達もICTに関心が高く、ICT機器を積極的に活用しながら、課題の解決に努めています。

教育ICTの導入について感想をお聞かせください

不安もありましたが「やってみてよかった」という感想です。校内のICT環境の整備が進んだことで、イメージしていた授業ができるようになってきました。最初は失敗が怖いものですが、失敗しても大丈夫な場面を選んで「まず使ってみる」を実行し、少しずつ経験を重ねて次につなげていくことがICT活用への近道だと思います。

Chromebook の印象はいかがですか

最初はどう使えばいいのかわかりませんでした。しかし使い込んでいくうちに、従来のパソコンと同じような感覚で使えるようになりました。シンプルな設計なのですぐに慣れることができます。全ての機能を使うにはインターネット接続が必要ですが、使いたいときにすぐに使えるところがいいですね。授業でとても使い勝手がよいと評判です。

Chromebook をどのように活用していますか

例えば授業で使う場合、生徒が意見を交わす場面では従来のように紙に手書きをして記録させます。その方が自然に意見を出しやすいんです。そして意見をまとめる場面では Chromebook を活用してプレゼンやディスカッションをおこないます。このようにICTが適した場面で従来の方法と使い分けをすることが効果的な運用につながると考えています。本校は小学校からタブレットやパソコンを日常的に使っていた生徒が多いこともあり、 Chromebook も抵抗なく利用できています。

懸念点や改善点がありましたら教えてください

インターネットを利用するという点については懸念がありましたが、本校では特に機能を制限しなくてもトラブルなく使えています。従来のパソコンに馴染んでいた教員も少しずつ Chromebook に慣れてきており、これからさらに理解が深まっていく時期だと思っています。端末の管理は大事ですが、ラックに施錠してしまうと利用率が大きく下がってしまいます。ICTを浸透させていく時期にはあまり厳重になりすぎないように、誰もが自由に使うことができる端末だという雰囲気を作ることが大切だと感じました。

今後の展望をお聞かせください

現在は約半数の教員が Chromebook を日常的に使っています。今後はさらに理解を深めて活用の幅を広げていきたいです。例えば保護者とのコミュニケーションにも利用できればと思います。クラスのお知らせや行事の写真、部活の予定、学習成果の通知など、活用できる場面は多いと考えています。