学校向け
Chromebook 導入の手引き

Chromebook 導入検討

Chromebook で使えるアプリの種類や具体例

Chromebook で使えるアプリの種類や具体例

一冊で要点を理解できる Google for Education™

こちらの資料では、校内で配布できる形で、Chromebook や Google Workspace for Education の特徴や導入メリットなどについて30ページ程度にわたってまとめております。導入検討段階や、校内の理解を深めるためにぜひご活用ください。

Q1 Chromebook で利用できるアプリの種類は何がありますか?

A1 Chromebook では、以下の3種類のアプリをご利用いただけます。
①Chrome 拡張機能、②Android アプリ、③Webサービス(クラウドサービス)

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook で使えるアプリについての記事

本ご質問の回答となる記事をご用意しております。詳細にお知りになりたい場合は以下の記事をご覧ください。

 

【学校の Chromebook 活用】使えるアプリと機能・管理方法をご紹介

学校で Chromebook を活用する際には、さまざまな機能のアプリを利用することができます。生徒の学習効率アップや協働学習の促進、教員の業務負担軽減などを目指すためにも、Chromebook で活用できるアプリの種類や機能はもちろんのこと、管理方法についても理解しておくことが重要です。ここでは Chromebook で利用できるアプリの種類をはじめ、その機能や管理方法についてご紹介していきます。

【簡単に知る】Chromebook で使えるアプリ

①Chrome 拡張機能

Chrome 拡張機能とは、Chromebook で利用することになるブラウザ「Google Chrome」の機能を追加し、さらに便利にすることができるプログラムです。

 

追加方法

Chrome ウェブストアから追加したい拡張機能を見つけ、[Chrome に追加]を押すだけで簡単に追加することができます。

参考:拡張機能をインストールして管理する – Chrome ウェブストア ヘルプ

 

②Android アプリ

Google Play ストアから Android アプリのインストールができます。

※ Chromebook で Android アプリを入手するには、Chrome OS のバージョンが最新であることを確認してください。中には Chromebook で利用できないアプリもあるので注意が必要です。

 

参考:Chromebook に Android アプリをインストールする
参考:Google Play ストア アプリを見つける – Google Play ヘルプ

③Webサービス

Web サービスとは、Webブラウザによる表示・操作によって利用できるインターネット上のサービスのことです。上記でご紹介した Chrome 拡張機能や Android アプリと異なり、ブラウザや Chromebook にインストールするのではなく、ブラウザで対象のサービスのページにアクセスして使用します。

 

Google Workspace for Education に含まれるアプリ(Gmail や Google ドライブ)も Webサービスの一種であり、基本的にはブラウザでアクセスするだけで利用できます。

もっと詳しく知る

下記の記事では、Chromebook で利用できるアプリについてのより詳しい解説のほか、学校で利用できる Chromebook アプリや管理方法について解説しています。

 

【学校の Chromebook 活用】使えるアプリと機能・管理方法をご紹介

学校で Chromebook を活用する際には、さまざまな機能のアプリを利用することができます。生徒の学習効率アップや協働学習の促進、教員の業務負担軽減などを目指すためにも、Chromebook で活用できるアプリの種類や機能はもちろんのこと、管理方法についても理解しておくことが重要です。ここでは Chromebook で利用できるアプリの種類をはじめ、その機能や管理方法についてご紹介していきます。

Q2 Chromebook のデスクトップにアプリはインストールできますか?

A2 従来のパソコンのようにデスクトップの壁紙や背景にアプリを追加することはできません。
ですが、画面下部または左右に表示される「シェルフ」に固定することで、アプリやWebページにすばやくアクセスできます。

シェルフにWebページを固定する方法

① Chrome でウェブページを開きます。
② その他アイコン 次の操作 [その他のツール] 次の操作 [ショートカットを作成] を選択します。
③ 画面の隅のランチャー を選択します。
④ アプリとショートカットのリストで、該当のショートカット アイコンを右クリックします。
⑤ [シェルフに固定] を選択します。

 

参考:パソコンのシェルフをカスタマイズする
 

Q3 Chromebook で Microsoft Office は使えますか?

A3 Chromebook で Microsoft Office を使うことは可能です。

しかし、Chromebook に搭載されている Chrome OS では Microsoft Office ソフトウェアをインストールすることができないため、利用するためには以下の3つの方法のいずれかを取る必要があります。

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook で Microsoft Office を使う方法についての記事

Chromebook と Microsoft Office の互換性は?WordやExcelを使う方法を徹底解説!

GIGAスクール構想の端末選定において、価格の安価さや操作性の良さ、機能面から Google Chromebook が多くの学校で選ばれています。しかし、Windows OS のPCを使っていた学校もあり既存の Word や Excel のファイルを Chromebook で開くことができるのかが気になるところです。今記事では、Chromebook で Microsoft Office を使うための方法と注意点、そして同等の利便性をもって使うことのできる Google の Office ツールについて紹介します。

【簡単に知る】Chromebook で Microsoft Office を使う方法

➀Office オンラインを使用する

Chrome ブラウザからオンライン版 Microsoft Office にアクセスすることで利用できます。

➁Chrome ブラウザでファイルを開く

Chrome ブラウザ上で Microsoft Office のファイルを開くことで利用できます。
1つ目の方法と似ていますが、こちらは Microsoft の機能を使わないため、サインインをする必要がありません。

➂Google ドライブ に保存する

Office ファイルを Google ドライブ に保存することで利用できます。
Google ドライブでは、ファイルを変換せずにそのまま保存することが可能なので、元の Office ファイルの形式を維持したまま編集作業が行えます。

 

より詳しく知る

Chromebook で Microsoft Office を利用する方法について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

Chromebook と Microsoft Office の互換性は?WordやExcelを使う方法を徹底解説!

GIGAスクール構想の端末選定において、価格の安価さや操作性の良さ、機能面から Google Chromebook が多くの学校で選ばれています。しかし、Windows OS のPCを使っていた学校もあり既存の Word や Excel のファイルを Chromebook で開くことができるのかが気になるところです。今記事では、Chromebook で Microsoft Office を使うための方法と注意点、そして同等の利便性をもって使うことのできる Google の Office ツールについて紹介します。

Q4 Chromebook でプログラミング学習や開発はできますか?使えるアプリや、必要なスペックについても知りたいです。

A4 Chromebook を利用したプログラミング学習は可能です。
基礎的なプログラミング学習の場合と、開発を行う場合の2通りに対し、適切な方法と、必要なスペックについて解説いたします。

プログラミングの思考や基礎を学習する場合

プログラミングの思考や基礎を身に付けるための、プログラミング学習であれば、教育機関向けに一般的なスペックの Chromebook で十分可能です。以下では、具体的なアプリケーションや必要なスペックについて解説します。

Chromebook で使えるプログラミング学習アプリ

 

Grasshopper

 

Grasshopper はJavaScript を学べる代表的な初心者向けのコーディング・プログラミングアプリです。
すべてのWebブラウザで使用できるので、Chromebook でも Chrome ブラウザでアクセスすれば利用できます。

 
Grasshopper – https://learn.grasshopper.app/
 

 

mBlock

 

mBlock は、STEAM教育を総合的に扱い、グローバルで活動しているメーカーである Makeblock 社が提供する、無料のプログラミング学習ソフトです。
直感的にプログラミング思考を身に付けられるビジュアルプログラミングや、実際にプログラミング言語の Python を用いたプログラミング学習が可能です。
Windows OS や iOS 向けにデスクトップインストール版や iOS アプリがありますが、Chromebook ではウェブ版を利用することになります。

 
mBlock – https://mblock.makeblock.com/ja-jp/

 

Scratch Jr

 

タフツ大学のDevTech研究グループ、MIT メディアラボのライフロング幼稚園グループ、プレイフルインベンションカンパニーの共同で制作された、Chromebook で活用できるプログラミングアプリです。
文字を一切使わずにブロックを動かすだけの簡単操作で、直感的に操作しプログラミングを学べます。また、初めてプログラミングを学ぶ際の学習にも最適で、プログラミングに必要な論理的思考を養えます。

 
Scratch Jr – https://www.scratchjr.org/

 

プログラミングゼミ

 

株式会社ディー・エヌ・エーが提供するブロックをつないでキャラクターを動かして遊ぶ、小学生向けの プログラミングアプリです。
自分で描いた絵で新しいアニメーションを作ったり、宝集めをしながらゲーム感覚で、プログラミングの基礎を身につけられます。またゲームによって段階が分かれているため、基礎から応用までレベルに応じてプログラミングを学べます。
 
プログラミングゼミ – https://programmingzemi.com/

その他プログラミング学習向けオンラインサービス

ブラウザでアクセスして利用するような「Progate」 や「ドットインストール」といったオンライン学習サービスは、もちろん Chromebook でも利用できます。

プログラミング学習に必要なスペック

学習者用端末として多くの学校で採用されている Chromebook の基本スペックは以下の通りです。本格的にプログラミングを実際に行うわけではなく、プログラミング学習に利用できれば良いという場合は、このスペックで十分だと考えられます。

 

  • CPU:Intel Celeron N4020 , AMD A4-9120C 程度
  • ストレージ:32GB
  • メモリ:4GB
  • 画面:11.6インチ程度

 

Chromebook は、ハイスペックでなくとも動作が軽く、学習用に十分といえる性能を発揮することが特徴です。実際に弊社が導入をお手伝いさせていただいた数多くの学校様の中でも、これ以上のスペックのものを生徒向けに利用されている学校様はほとんどいらっしゃらない印象です。
上記でご紹介したスペックは、GIGAスクール構想において学習者用端末の推奨スペックとして文部科学省が提唱したスペックを満たしています。

参考:GIGAスクール構想の実現 標準仕様書(令和2年3月3日)

プログラミング(開発)を行う場合

開発まで Chromebook で行う場合は、教育機関向けに一般的なモデルよりもハイスペックなものを選定することをおすすめいたします。開発環境については、Linux 環境を簡単に立ち上げることが可能です。

Chromebook で簡単に Linux 環境が立ち上げられる

Chromebook では、実は簡単に Linux を利用した開発環境を立ち上げることができます。2019年以降の Chromebook は、Google が公式に提供している ベータ版の Linux 環境に対応しており、Windows PC や Mac で Linux 環境を立ち上げるよりもはるかに容易です。

対応モデルや方法については以下の公式ページをご参照ください。
 
参考:Chromebook で Linux をセットアップする – Chromebook ヘルプ

プログラミング(開発)に必要なスペック

Linux 環境での開発を行う場合は、上記「プログラミング学習に必要なスペック」で紹介した一般的なスペックよりも高めのスペックのものを選ぶことが望ましいです。
GIGAスクール構想で相場となった1台4.5万円よりも高価なものを購入することになりますが、プログラミング用に新たに Windows PC や Mac を購入するよりははるかにコストを抑えることができるため、開発用にも Chromebook の選択肢は悪くないといえるでしょう。

 

  • CPU:Intel Core i3 相当以上
  • ストレージ:32GB
  • メモリ:8GB~
  • 画面:13インチ~

 

この他に、上記で触れたように 2019年以降の Linux 対応モデルを選ぶことで、Chromebook で開発を行うことが可能です。
参考:Linux 対応の Chromebook 一覧

Q5 Chromebook で使える、授業で役立つアプリ・サービスはどのようなものがありますか?

A5 Chromebook では、Google Workspace for Education はもちろん、児童生徒の学習や教材の作成に役立つアプリ、また、学習支援サービスもご利用いただけます。

授業でのICT活用に役立つアプリ・サービス

授業で役立つアプリ・サービスについて具体的に知りたい方は、以下の資料をお役立てください。
授業で役立つアプリ・サービスを活用例とあわせて詳しくご紹介しております。
 

授業でのICT活用に役立つ Chromebook で利用できるアプリ・サービス集

Google Workspace for Education

Google Workspace for Education は、協働学習や校務の効率化を実現するため教育機関向けに提供されているアプリケーションセットです。
以下の関連記事で詳しくご紹介しております。

 

Google Workspace for Education とは?教育機関がスムーズに導入する方法をご紹介

Google Workspace for Education は、教育機関がクラウドを活用し生徒の学習を支援できる、厳重なセキュリティ対策が魅力の学習支援ツールです。本記事では、Google Workspace for Education でできることや料金プラン、そして教育機関がスムーズに導入する方法についてご紹介します。

Q6 児童生徒が Chromebook で使用できるアプリを制限することはできるのでしょうか?

A6 Google 管理コンソールから、学校で管理している Chromebook に対して、インストールできるアプリを制限することができます。

アプリの利用許可・禁止設定を一括管理

Google 管理コンソールでは、管理対象の Chromebook に対して、特定のアプリのインストールを許可/禁止する設定や、自動で一括インストールする操作ができます。
※ Chromebook の管理用ライセンス「Chrome Education Upgrade」を購入し、Chromebook が管理コンソールに登録されていることが前提となります。
 
以下で、特定のアプリを許可または拒否する方法を解説いたします。

特定のアプリをブロックまたは許可する方法

        

  1. 管理者アカウントで [Google 管理コンソール] にログイン
  2. 管理コンソールのホームページで、[デバイス] 次に [Chrome 管理] に移動
  3. [アプリと拡張機能] 次に [ユーザーとブラウザ] をクリック
  4. すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択、それ以外の場合は、子組織部門を選択する
  5. ポリシーを設定するアプリを見つける
  6. [インストール ポリシー] で、[ブロック] を選択
  7. [保存] をクリック

 

特定のアプリを許可または拒否するだけでなく、全てのアプリを許可または拒否することもできます。
また、同一のアプリでも「教員は利用可能」「生徒は利用禁止」など、対象者の属性に応じて設定を変更することも可能です。

 
参考:アプリや拡張機能を許可またはブロックする – Chrome Enterprise and Education ヘルプ

より詳しく知る

学校内のアプリの管理方法については以下の記事で詳しく解説しておりますので、導入や管理のご担当者様はぜひご覧ください。

(記事後半の「学校内の Chromebook のアプリの管理方法」をご参照ください)
 

【学校の Chromebook 活用】使えるアプリと機能・管理方法をご紹介

学校で Chromebook を活用する際には、さまざまな機能のアプリを利用することができます。生徒の学習効率アップや協働学習の促進、教員の業務負担軽減などを目指すためにも、Chromebook で活用できるアプリの種類や機能はもちろんのこと、管理方法についても理解しておくことが重要です。ここでは Chromebook で利用できるアプリの種類をはじめ、その機能や管理方法についてご紹介していきます。

テーマ内の情報

Chromebook で使えるアプリの種類や具体例

導入検討資料やお役立ち資料を無料でダウンロード

一冊で要点を理解できる
Google for Education
一冊で要点を理解できる Google for Education™
Google Workspace for Education
先生による先生のための
授業での活用方法
Google Workspace for Education 先生による先生のための授業での活用方法
なぎさ公園小学校
Chromebook 活用事例
なぎさ公園小学校 Chromebook 活用事例

ダウンロード資料一覧を見る