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Google アカウントや Google ドライブの容量の管理方法

Google アカウントや Google ドライブの容量の管理方法

Google Workspace / Chromebook 導入校必見! Google 管理コンソールで実現するセキュリティ対策

「学習者用端末として Chromebook を導入するが、どんな設定ができるのかや方法がよくわからない」という場合があるかと思います。特に、セキュリティ対策については、生徒が端末を利用する以前に設定を行っておきたいところです。本資料では、Google 管理コンソールでどのようなセキュリティ対策ができるのかや、その設定方法について、詳しく解説しております。

Q1 Google Workspace のアカウントの管理はどのようにできるのでしょうか?

A1 Google Workspace におけるアカウント設定・管理は Google 管理コンソールから可能です。
以下で具体的な手順について解説いたします。

Chromebook を利用するのに必要な、学校で管理する Google Workspace アカウント

学習者用端末として生徒が Chromebook を利用する場合、学校や自治体が作成し配布した Google Workspace アカウントで Chromebook にログインして使うことになります。
アカウントの基本的な管理方法について記載します。

新規ユーザーのアカウント新規作成方法(1ユーザーずつ)

組織で Google Workspace を使用する際は、使用するユーザーごとにアカウントを新規作成する必要があります。また新規作成・追加は以下の手順で行います。

 

  1. Google 管理コンソールにログイン
  2. コンソールから[ユーザー] にアクセス
  3. ページ上部 [新しいユーザーを招待] または [新しいユーザーの追加] をクリック
  4. フォームに入力しユーザーを招待するか、ユーザーアカウントの詳細情報を追加

以上の方法で新規ユーザーのアカウントを追加できます。また追加するユーザーごとに上述の手順を繰り返せば、複数のアカウントを追加できます。
 
参考:新規ユーザーのアカウントを追加する – Google Workspace 管理者 ヘルプ

複数のアカウントの一括追加・更新

Google Workspace では、CSV形式のファイルをアップロードすることで、複数のアカウントを一括で追加・更新できます。ただし一括追加・更新する場合は以下の点に注意してください。

 

  • 新規追加できるアカウントは一度に最大で15万人まで
  • 更新できるアカウントは一度に200人まで
  • 有料のエディションを利用している場合は、ライセンス数に空きがあることを確認

参考:大規模な組織へのユーザーの一括追加|Google Workspace 管理者ヘルプ

アカウント情報の変更・更新

Google Workspace では、Google 管理コンソールからユーザーのプロフィールと連絡先情報を変更・更新できます。
また変更・更新できるユーザー情報は、主に以下を参考にしてください。

  • 予備のメールアドレス(ドメイン外のアドレス)
  • 電話番号と住所
  • 役職、マネージャーのメールアドレス、部門
  • 従業員IDと従業員の種類
  • ユーザーのメインメールアドレスと表示名
  •  
    また上記のように管理コンソールから操作する以外にも、管理者以外のユーザーが自身で名前や写真などプロフィール設定を変更・更新できます。

    より詳しく知る

    以下の関連記事では、Google Workspace におけるアカウントの設定・管理・更新や管理コンソールについて詳しく解説しております。
     

    Google Workspace のアカウント設定・管理 導入担当者は管理コンソールを理解しよう

    Google Workspace は、企業や教育機関がオンライン上で業務にあたる際、業務効率化や生産性向上に役立つツールの1つです。企業や教育機関が日常的に行っている、情報共有やコミュニケーション、ウェブ会議、タスク管理などをシームレスかつ安全に管理できます。本記事では、Google Workspace におけるアカウントの設定・管理・更新や管理コンソールについてご紹介していきます。

    Q2 生徒がアカウントのパスワードを忘れたときはどのように対応すればいいでしょうか?

    A2 生徒がパスワードを忘れてしまった・紛失してしまった際は、管理者が管理コンソールから再設定することで、パスワードをリセットすることができます。

    パスワードのリセットの手順

    • 管理コンソールにログイン
    • コンソールから[ユーザー] にアクセス
    • [ユーザー]リスト上で、対象ユーザー(パスワードを忘れたユーザー)を探す
    • ユーザーのアイコンの右側にある[パスワードを再設定]をクリック
    • パスワード自動生成かオリジナルで変更
    • [再設定]をクリック
    • パスワードをコピーしメールやチャットで対象ユーザーへ共有

    より詳しく知る

    以下の関連記事では、Google Workspace におけるアカウントの設定・管理・更新や管理コンソールについて詳しく解説しております。
     

    Google Workspace のアカウント設定・管理 導入担当者は管理コンソールを理解しよう

    Google Workspace は、企業や教育機関がオンライン上で業務にあたる際、業務効率化や生産性向上に役立つツールの1つです。企業や教育機関が日常的に行っている、情報共有やコミュニケーション、ウェブ会議、タスク管理などをシームレスかつ安全に管理できます。本記事では、Google Workspace におけるアカウントの設定・管理・更新や管理コンソールについてご紹介していきます。

    Q3 「アカウントの年度更新」とはどのようなものなのでしょうか?

    A3 GIGAスクール構想の推進にあたって、1人1台の端末・1人1つのクラウドツール アカウントが学校で使用されるようになりました。
    それに伴い、年度の切り替わり時には、これまで無かった「年度更新」という作業が必要となります。

    教育ICT化に伴う「年度更新」とは

    従来のコンピュータ室管理の場合、据え置きの端末を生徒が交代で使っていたため、年度が切り替わっても端末の設定を変える必要はありませんでした。
    しかし1人1台の端末・1人1つのアカウントを運用する場合は、生徒1人ひとりに合わせてアカウントの設定を更新する必要があります。

     
    文部科学省が示した「年度更新タスクリスト」によると、年度更新は以下の4つの観点から検討する必要があるとされています。
     

    • アカウント(ID)の更新
    • 端末の更新
    • データの取扱い
    • 組織体制の整備

     
    参考: GIGA スクール構想 年度更新タスクリスト

     
    卒業して端末・アカウントが不要になるケース、入学することで新しく必要になるケース、学年が代わって所属が変わるケースなど、年度の切り替わりに伴い、それぞれの生徒の立ち位置が変わります。年度更新を行う際は、それらを踏まえたうえで対応を行う必要があります。
     
    以下の質問では、Google Workspace for Education を学校で利用している場合にどのような内容の作業となるのかについて記載しております。
     
    関連する質問:

    Q4 Google Workspace for Education アカウントの年度更新はどのように行えばいいのでしょうか?

    A4 Google Workspace for Education アカウントの更新は、生徒の学年によって対応手順が異なります。

    Google Workspace for Education アカウントの年度更新

    アカウントの年度更新対応は、主に大きく以下の3つに分かれます。

     

    • 卒業生のアカウントの処理
    • 新入生のアカウント作成
    • 進級する生徒の組織移動や情報更新

     
    具体的な更新手順については、以下の記事で解説しております。
    Google Workspace for Education アカウントだけでなく、Chromebook の年度更新の手順についても詳しく解説しておりますので、管理ご担当者様はご参考ください。

    Q5 学校内の Google ドライブの容量管理はどのように行うのでしょうか?

    A5 学校で利用している Google ドライブの容量管理は Google 管理コンソールから行います。
    以下で詳しく解説いたします。

    Google Workspace におけるドライブ容量制限

    これまで、Google Workspace(旧・G Suite for Education)は、容量無制限でしたが、ストレージの公平利用の観点から、「ドメイン全体で100TBまでのストレージを共有する」という形が標準となります。

     

    • ストレージは、原則として1ドメイン当たり100TBまで
    • 管理者は、管理画面からストレージをユーザーに分配できる

     

    容量制限の適用時期は、以下の通りです。
     

    • 既にGoogle Workspace を利用中の教育機関・・・2022年7月から
    • 2022年1月以降に新規にGoogle Workspace の利用を開始する教育機関・・・利用開始時から

     

    全体で利用できる容量の大きさ(ストレージ)は有料エディションのライセンス契約数によって変動いたします。詳しくは以下の記事をご覧ください。

     

    G Suite for Education が名称変更+エディション追加!正規販売代理店が変更のポイントを解説

    旧「G Suite for Education」が、「Google Workspace for Education」に名称変更され、エディションの種類も増えました。追加された有料版の詳細、ドライブなどの容量や、Google Meet の録画機能などの違いについて、教育機関向けに変更のポイントを解説します。

    Google 管理コンソールでのドライブの容量管理

     

    Google 管理コンソールに新しいストレージ管理ツールが追加されたことにより、下記項目が確認できるようになりました。

     

    • 組織全体のストレージ使用量の概要
    • 特定のサービスで使用されているストレージ(Google ドライブや、Gmail の容量など)
    • 組織内でストレージの使用量が多いユーザー
    • 組織内でストレージの使用量が特に多い共有ドライブ

     
    ストレージ管理ツールの利用方法については、以下の記事で詳しく解説しております。
     

    【Google Meet / 管理コンソール 新機能】管理者向けの管理設定/ストレージ関連管理が簡単に

    目次 1 管理者向けの新しい Google Meet 管理設定1.1 利用方法2 管理コンソールの新しいストレージ管理ツールにより、ストレージ関連のアクティビティやポリシーの管理が簡単に2.1 利用方法 管理者向けの新しい Google Meet […]

    テーマ内の情報

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