学校向け
Chromebook 導入の手引き

Chromebook 導入検討

OSの選び方:ChromeOS と他のOS

OSの選び方:ChromeOS と他のOS

一冊で要点を理解できる Google for Education™

こちらの資料では、校内で配布できる形で、Chromebook や Google Workspace for Education の特徴や導入メリットなどについて30ページ程度にわたってまとめております。導入検討段階や、校内の理解を深めるためにぜひご活用ください。

Q1 ChromeOS (Chromebook) と Windows OS にはどのような違いがありますか?

A1 Windows OS はマイクロソフトが開発したOSです。

Windows OS と比較した ChromeOS (Chromebook)の特徴として、主に以下のようなものが挙げられます。

ChromeOS(Chromebook)と Windows OS の違い

Chromebook は、Google が開発した OS 「ChromeOS」を搭載したノートパソコンです。従来国内で一般的なPCとして使用されてきた Windows OS 搭載PCと比較して、Chromebook にはどのような特長があるのかを解説します。

起動時間の速さ

Windows OS 搭載の PC は、起動までに約60~90秒ほどかかります。
それに対し、Chromebook は約10秒ほどで起動することができます。
学校で使用する端末としては、授業や学習の時間に影響するため起動の速さは重要なポイントです。

価格の安さ

Windows OS 搭載の PC は、価格を抑えた機種の場合、十分なスペックを担保できず動作が重くスムーズに学習できないといった問題が発生します。
Chromebook は、ほとんどの機能をインターネット上で動作させる「クラウドベース」の端末であるため、システム負荷をおさえることができ、低スペックでも動作が軽いという特長があります。
そのため、本体価格が安価なものでも学習者用端末として十分な性能を発揮します。

標準で備わる安全性の高さ

Windows OS 搭載の PC では、安全性をキープするために、ウイルス対策用のソフトウェアのインストールや稼働状況の確認、定期的なソフトウェアアップグレードなどのメンテナンスが必要です。
一方、Chromebook は、標準で備わっているセキュリティ性能が非常に高く、利用者や管理者側で安全性を保つための管理工数がほとんど発生しません。
 
詳しくは以下の手引きをご参照ください。

Chromebook のセキュリティ対策や安全性は?

OSアップデートの軽さ、影響の小ささ

Windows OS 搭載の PC の場合、OSアップデート中は端末の使用ができないことが一般的です。また、アップデートの容量が大きく(約1GB~7GB)、学習に影響を生じさせないためにはアップデートの管理や計画が必要です。
Chromebook はバックグラウンドでアップデートが行われるため、アップデート中も端末を使用することができ、学習中も問題なく最新の状態を保つことができます。また、アップデートの容量自体もかなり軽量ですぐに完了します(約50MB~400MB)。

GIGAスクール構想に基づいた 3OS のそれぞれの特徴や比較

以下の記事では、GIGAスクール構想における、3つの OS の特徴や比較を解説しております。

 

GIGAスクール構想で使用する端末は何がいい?OS別の端末比較

GIGAスクール構想は、コンピューターと高速ネットワークを整備する取り組みで、多くの教育機関で早期の対応が進められてきました。実際にコンピューターを導入する際には、基本的には総務省から推奨されている Microsoft Windows、Chrome […]

Q2 ChromeOS(Chromebook) と iPad OS にはどのような違いがありますか?

A2 iPad OS は Apple が開発したOSです。iPad OS と比較した ChromeOS (Chromebook)の特徴として、主に以下のようなものが挙げられます。

ChromeOS(Chromebook)と iPad OS の違い

Chromebook は、Google が開発した OS 「ChromeOS」を搭載したノートパソコンです。
iPad OS 搭載タブレットと比較して Chromebook にはどのような特長があるのかを解説します。

起動時間の速さ

iPad OS搭載タブレットは、起動に約15秒ほどかかります。
Chromebook も約10秒ほどで起動することができます。
起動時間については、Chromebook も iPad OS搭載タブレットとほとんど変わらず短時間で起動が完了します。

管理の楽さ

iPad OS 搭載タブレットは、端末と Apple ID(学校で管理される Apple ID を「Apple Managed ID」といいます)で別々の管理ツールを使用することになります。
一方、Chromebook は端末と Google アカウントの両方を管理できる「Google 管理コンソール」により、管理の一元化が実現します。
1つのツールで管理することで、管理における教職員様のご負担を減らすことができます。

 

「Google 管理コンソール」については、以下の関連質問をご参照ください。

 
関連する質問:
Chromebook はどのように管理するのですか?Google 管理コンソールとは何ですか?

キーボードの有無

iPad OS搭載タブレットでキーボードを利用したい場合、追加で外付けキーボードを購入する必要があります。
Chromebook はキーボードが標準で備わっているため、別途キーボードを購入する必要はありません。文章作成やプログラミング学習などのキーボード操作を行うのに、おすすめの端末です。
端末選定の際は、キーボード入力をメインで行うのかどうかを検討されることも重要です。

OSアップデートの軽さ、影響の小ささ

iPad OS 搭載端末の場合、OSアップデート中は端末の使用が出来ないことが一般的です。また、OS のアップデートだけでなく個々のアプリケーションのアップデート状況のメンテナンスも必要です。
Chromebook はバックグラウンドでアップデートが行われるため、アップデート中も端末を使用することができ、学習中も問題なく最新の状態を保つことができます。また、アップデートの容量自体もかなり軽量ですぐに完了します(約50MB~400MB)。また、アプリケーションもクラウドサービス(Webアプリ、Webサービス)を利用することが基本になるため、アプリのアップデート状況を管理する必要はありません。

GIGAスクール構想に基づいた 3OS のそれぞれの特徴や比較

以下の記事では、GIGAスクール構想における、3つの OS の特徴や比較を解説しております。

 

GIGAスクール構想で使用する端末は何がいい?OS別の端末比較

GIGAスクール構想は、コンピューターと高速ネットワークを整備する取り組みで、多くの教育機関で早期の対応が進められてきました。実際にコンピューターを導入する際には、基本的には総務省から推奨されている Microsoft Windows、Chrome […]

Q3 学習者用端末の OS はどのように選べばいいですか?

A3 学習者用端末の OS は、以下で説明するポイントを参考にしていただき選定されることをお勧めいたします。

【学校導入担当者・管理者向け】学習者用端末の導入についての資料

本ご質問の回答となる資料をご用意しております。詳細にお知りになりたい場合は以下の資料をご覧ください。

 
国内400校以上の導入をサポートしたミカサ商事オリジナルの学習者用端末としてのChromebook導入ガイドブック

【簡単に知る】学習者用端末の OS 選定におけるポイント

学習者用端末の OS 選定における4つのポイント

① セキュリティ

 

児童生徒が使用する端末のため、強固なセキュリティ対策は欠かせません。ウイルス対策機能が標準で備わっているかをはじめ、データの暗号化やクラウドでの管理に適しているかどうかの観点が必要です。

 

② 速さ

 

起動やアップデートにどれくらい時間がかかるのかを確認しておきましょう。
起動やアップデートにかかる時間で、貴重な授業時間が無駄にならないようにすることが重要です。

 

③ 管理の楽さ

 

ICTご担当者様の中には、様々な業務を兼任しながら、端末の導入やICT活用推進をご担当されている方も多くいらっしゃると思います。
管理ご担当者様の本来業務を圧迫しないよう、管理の負担が低い端末を選ぶことが重要です。

 

④ 使いやすさ

 

操作のしやすさは、児童生徒の学びの質に直結します。
直感的な操作ができ、教職員様・生徒様のどちらにとっても扱いやすい端末を選ぶといいでしょう。

 

その他の条件

 

利用中のクラウドツールは何か

 

Google Workspace for Education や Office 365 for Education など、現在利用中のクラウドツールにあわせて端末を選定されるのも1つです。

 
・Google Workspace for Education 利用中の場合
 →親和性の高い Chromebook で相乗効果を期待できます。
 
・Office 365 for Education 利用中の場合
 →iPad や Chromebook でも使えます。
  ただし、Chromebook では、端末へのログイン時に Google アカウントが必要になります。したがって、Chromebook を採用する場合は、前述の相乗効果も見込めるため、Google Workspace への切り替えを行うのが一般的です。

 

CBT試験への対応を踏まえて考える

端末にキーボードで入力する形で問題に答える「CBT試験」へ対応できるよう、早い段階からキーボードへ慣れることの重要性が高まっています。
そのため、「キーボードが標準で搭載されている端末であること」を第一条件として掲げる教育機関も少なくありません。

 

より詳しく知る

以下の資料では、OS選定の観点から 、Chromebook を学習者用端末として採用する際に知っておきたい事項まで詳しく解説しております。
より詳しくお知りになりたい場合は是非ご活用ください。

 
国内400校以上の導入をサポートしたミカサ商事オリジナルの学習者用端末としてのChromebook導入ガイドブック

Q4 学習者用端末としてどの OS が1番多く導入されているのですか?

A4 GIGAスクール構想によって、公立の小中学校で最も多く導入された端末は ChromeOS を搭載した「Chromebook」です。

高校でも、小中学校で主流となった Chromebook を採用することの必然性は高まっていると考えられます。

【学校導入担当者・管理者向け】GIGAスクール構想での採用OSや高等学校の動向についての記事

本ご質問の回答となる記事をご用意しております。詳細にお知りになりたい場合は以下の記事をご覧ください。

 

 

【2022年最新】高校でのGIGAスクール構想 文部科学省の指針や1人1台端末の整備方法を解説

令和2年度までの補正予算により、GIGAスクール構想による小中学校の1人1台端末の整備が行われました。補正予算の対象とならなかった高校での1人1台端末整備について、今後の対応の方向性や適切な整備方法、採用すべきOSについて、最新の政府方針を踏まえて解説します。

【簡単に知る】どの OS が最も多く採用されているのか?

最も多く導入されている「Chromebook」

GIGAスクール構想による小中学校での学習者用端末整備では、2020年8月の段階で既に半数以上の自治体が ChromeOS を採用していることがわかります。

 
GIGAスクール構想での小中学校での学習者用端末としてはChromeOSが最も多く採用された
 

引用:教育委員会向け GIGA スクール構想リサーチ2020

 

より詳しく知る

Chromebook が多くの教育機関で導入されている理由としては、コストパフォーマンスや安全性が高い点などが挙げられます。
詳しくは以下の関連質問や記事をご参照ください。

 

【2022年最新】高校でのGIGAスクール構想 文部科学省の指針や1人1台端末の整備方法を解説

令和2年度までの補正予算により、GIGAスクール構想による小中学校の1人1台端末の整備が行われました。補正予算の対象とならなかった高校での1人1台端末整備について、今後の対応の方向性や適切な整備方法、採用すべきOSについて、最新の政府方針を踏まえて解説します。

 

Chromebook とは?その魅力と ChromeOS でできることを解説

快適に使えるリーズナブルなパソコンを探している方にとって、Chromebook は非常におすすめな端末です。とはいえ、一般的なパソコンと比べて何が違うのかがわからず二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今記事では、Chromebook が一体どんな端末で何ができるのか、その魅力について深掘りしていきたいと思います。これから Chromebook の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

【教育機関のICT】GIGAスクール構想には Chromebook がおすすめ

日本の教育現場では、ICT化を進めるGIGAスクール構想が打ち出されています。またGIGAスクール構想の柱となるのは、ネットワーク環境の整備と生徒1人1台の端末保有。つまり教育機関で、パソコンやタブレットの支給が急務とされています。教育機関のICT化を目指すGIGAスクール構想の概要を踏まえて、導入におすすめのパソコン端末やツールをご紹介します。

Q5 学習者用端末に Chromebook が向いている理由を教えてください。

A5 安全性の高さや、端末・アカウント管理における負担の少なさ、トータルコストの低さなど様々な理由がございます。

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook や Google Workspace for Education の導入メリットや特徴についての資料

以下の資料では、Chromebook や Google Workspace for Education の導入メリットや概要について、校内で配布できる形で30ページにわたってまとめております。
より詳しくお知りになりたい場合は是非ご活用ください。

 
一冊で概要を理解できる Google for Educationをダウンロード

【簡単に知る】Chromebook が学習者用端末として採用される主な理由

安全性の高さ

Chromebook はウイルス対策が不要なほど、安全性が高い点が特徴です。
ソフトウェアが自動アップデートされたり、ウイルス対策機能が標準で搭載されているので、生徒様がご利用になる場合でも安心してお使いいただけます。

管理における負担の少なさ

Chromebook は端末とアカウントを一元的に管理することができます。
端末とアカウントで別々の管理ソフトが必要な場合、管理が煩雑になってしまうことが考えられます。

 

端末とアカウントの一元管理を可能にする「Chrome Education Upgrade(CEU)」や、「管理コンソール」については、関連質問をご参照ください。

 
関連する質問:

  • Chrome Education Upgrade とは何ですか?
  • コストパフォーマンスの良さ

    Chromebook は同等スペックの端末・OSに比べて購入費用が安価であることが特徴です。
    価格面だけでなく、端末の初期設定のスムーズさや、上でご説明した管理における負担の少なさなど、導入前後にかかる工数が少ないというのも、多くの教育機関で採用されている理由の1つです。

    もっと詳しく知る

    以下の記事では、GIGAスクール構想におすすめの Chromebook について、Chromebook を活用するメリットもあわせて解説しております。

     

    【教育機関のICT】GIGAスクール構想には Chromebook がおすすめ

    日本の教育現場では、ICT化を進めるGIGAスクール構想が打ち出されています。またGIGAスクール構想の柱となるのは、ネットワーク環境の整備と生徒1人1台の端末保有。つまり教育機関で、パソコンやタブレットの支給が急務とされています。教育機関のICT化を目指すGIGAスクール構想の概要を踏まえて、導入におすすめのパソコン端末やツールをご紹介します。

     

    また、以下の資料では、Chromebook や Google Workspace for Education の導入メリットや概要について、校内で配布できる形で30ページにわたってまとめております。
    より詳しくお知りになりたい場合は是非ご活用ください。

     
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