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Chromebook 導入の手引き

Chromebook 導入検討

Chromebook の管理の特徴や方法

Chromebook の管理の特徴や方法

一冊で要点を理解できる Google for Education™

こちらの資料では、校内で配布できる形で、Chromebook や Google Workspace for Education の特徴や導入メリットなどについて30ページ程度にわたってまとめております。導入検討段階や、校内の理解を深めるためにぜひご活用ください。

Q1 MDMとは何ですか? Chromebook を管理するために必要なツールがあるのですか?

A1 MDMとは、「Mobile Device Management」の略であり、複数のパソコンやタブレットなどの端末を、組織的に一元管理するためのツールの総称です。
Chromebook を管理するには、純正MDMの「Chrome Education Upgrade」が必要です。

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook の MDM(端末管理ツール) 「Chrome Education Upgrade」についての詳細記事

本ご質問の回答となる記事をご用意しております。詳細にお知りになりたい場合は以下の記事をご覧ください。

 

Chrome Education Upgrade とは? Chromebook の MDM を徹底解説【学校向け】

Chromebook の優位点を発揮するために必要な「Chrome Education Upgrade」というライセンスをご存知でしょうか。本記事では、特に学習者用端末として Chromebook の導入を検討する際に知っておきたい Chrome Education Upgrade の詳細について解説していきます。

 

購入は必要?Chrome Education Upgrade あり/なしの違いを実際の場面を元に解説【学校向け】

Chromebook を一括管理できる「Chrome Education Upgrade(CEU)」は、本当に必要なのでしょうか? CEU なしでの導入を検討されている学校様向けに、CEU を購入した場合と購入しなかった場合でどのような違いがあるのか、学校での具体的な場面を元に解説します。

【簡単に知る】MDM とは? Chromebook の MDM について

MDMを利用して行えることの例

一般的に、MDMは以下のような管理や制御を行うために利用されています。

 

  • 紛失や盗難時に遠隔でロックをかける
  • 使用できるアプリケーションを制限する
  • 端末のアップデート状況を管理する

 

教育機関だけでなく、企業で業務用パソコンを管理する際にも利用されています。

 

Chromebook の管理にも、Google 純正の MDM である「Chrome Education Upgrade」というライセンスを利用します。
Chrome Education Upgrade の詳細や費用については以下の質問や記事で解説しております。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

Chrome Education Upgrade とは? Chromebook の MDM を徹底解説【学校向け】

Chromebook の優位点を発揮するために必要な「Chrome Education Upgrade」というライセンスをご存知でしょうか。本記事では、特に学習者用端末として Chromebook の導入を検討する際に知っておきたい Chrome Education Upgrade の詳細について解説していきます。

Q2 なぜ学習者用端末に MDM が必要なのですか?

A2 MDM による管理がない場合、様々なリスクやトラブルが想定されます。
文部科学省のセキュリティポリシーに関するガイドラインでも MDM の利用は不可欠とされています。

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook の MDM で防止できるリスクやトラブルについての記事

本ご質問の回答となる記事をご用意しております。詳細にお知りになりたい場合は以下の記事をご覧ください。

 

購入は必要?Chrome Education Upgrade あり/なしの違いを実際の場面を元に解説【学校向け】

Chromebook を一括管理できる「Chrome Education Upgrade(CEU)」は、本当に必要なのでしょうか? CEU なしでの導入を検討されている学校様向けに、CEU を購入した場合と購入しなかった場合でどのような違いがあるのか、学校での具体的な場面を元に解説します。

【簡単に知る】Chromebook の MDM で防止できるリスクやトラブルの例

例えば Chromebook では、純正 MDM の Chrome Education Upgrade を利用することで、以下のようなリスクやトラブルを防止することができます。

 

  • ケース1:生徒が端末を紛失した場合の情報漏洩
  • ケース2:学習に関係のないアプリケーションの利用
  • ケース3:他生徒の端末を不正に操作し、ファイルを削除するなどのいたずら
  • ケース4:学習に使用したファイルを許可なく外部へ共有するなどのトラブル

 
 

反対に言えば、MDM がなければこのような事態が横行することになりかねません。
それぞれのケースに対する MDM の効果については以下の記事で詳しく解説しております。

 

購入は必要?Chrome Education Upgrade あり/なしの違いを実際の場面を元に解説【学校向け】

Chromebook を一括管理できる「Chrome Education Upgrade(CEU)」は、本当に必要なのでしょうか? CEU なしでの導入を検討されている学校様向けに、CEU を購入した場合と購入しなかった場合でどのような違いがあるのか、学校での具体的な場面を元に解説します。

 

文部科学省のガイドラインでも MDM 導入を推奨

文部科学省は、「児童生徒1人1台端末の時代における教育情報セキュリティ」としてMDM の利用を不可欠とする方向性を出しています。

 
(2)端末のセキュリティ(管理設定)①MDM(Mobile Device Management)の利用 児童生徒の1人1台端末は、MDM(Mobile Device Management)等を活用し一元的に管理を行うことが必要です。また、学校内外など利用する場所にかかわらず、ポリシーの展開は必要なタイミングで随時行い、ログイン・アプリケーションの利用履歴ログ等は、必要な際に閲覧できる環境を整えましょう。
 

MDM(Mobile Device Management)の利用
児童生徒用の1人1台端末は、MDM(Mobile Device Management)等を活用し一元的に管理を行うことが必要です。
―引用:「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」 (令和4年3月版) ハンドブック- 文部科学省

 

Q3 Chromebook はどのように管理するのですか? Google 管理コンソールとは何ですか?

A3 Chromebook の管理は、Google Workspace for Education のアカウントなどの管理と同じく、「Google 管理コンソール」で行います。

【学校導入担当者・管理者向け】Google 管理コンソールについての資料

以下の資料では、Chromebook を管理する際に使われる「Google 管理コンソール」の概要や特徴、使えるセキュリティ設定等について具体的に解説しております。
詳しくお知りになりたい場合はぜひご活用ください。

 
Google 管理コンソールで実現するセキュリティ対策

【簡単に知る】Chromebook の管理方法・Google 管理コンソールについて

Chromebook の管理方法

学校内の Chromebook は、Google Workspace for Education に含まれる管理ツール「Google 管理コンソール」上で管理します。
Google 管理コンソールとは、Google Workspace for Eductaion を導入した組織が Google サービスの設定・管理を行えるツールです。

 

※前提として、管理コンソールで Chromebook を管理するには、純正 MDM の「Chrome Education Upgrade」を、Chromebook 1台につき1ライセンス分購入する必要があります。

参考:MDMとは何ですか? Chromebook を管理するために必要なツールがあるのですか?

Google 管理コンソールの特徴

Google 管理コンソールでは、Google Workspace for Education のアカウント管理やセキュリティ対策を、無料で実施することができます。
Chrome Education Upgrade ライセンスを Chromebook とあわせて導入することで、Chromebook の管理や設定も管理コンソール上でできるようになります。このように、学校内のアカウントや端末を一括管理することで、個別に管理する場合と比較して、運用担当者の負担を大きく削減することができます。

 

他にも、以下のような特徴があります。

 

  • 管理者はいつでもどこからでも一括で設定変更できる
  • 「教員向け」「生徒向け」などの設定分類も容易
  • Google 公式サポートも無料で受けられる

 
 

もっと詳しく知る

以下の資料では、より詳しい管理コンソールの特徴のほか、管理コンソールで具体的にどのようにセキュリティなどの設定を行うのかを解説しております。ぜひお役立てください。

Google 管理コンソールで実現するセキュリティ対策

 

以下の記事では、管理コンソールを Google Workspace for Education のアカウント管理の観点から解説しております。
上記で解説した通り、管理コンソールでは Google Workspace for Eductaion のアカウント管理と、Chromebook の管理をどちらも行うことができ、管理の一元化、効率化につながります。

 

Google Workspace のアカウント設定・管理 導入担当者は管理コンソールを理解しよう

Google Workspace は、企業や教育機関がオンライン上で業務にあたる際、業務効率化や生産性向上に役立つツールの1つです。企業や教育機関が日常的に行っている、情報共有やコミュニケーション、ウェブ会議、タスク管理などをシームレスかつ安全に管理できます。本記事では、Google Workspace におけるアカウントの設定・管理・更新や管理コンソールについてご紹介していきます。

Q4 クラウドベースでの管理について教えてください。

A4 「クラウド」とは、インターネットなどのネットワークを通じてユーザーにサービスを提供する形態のことを指します。

Chromebook の管理はクラウドサービスである「管理コンソール」上で行うことができます。

クラウド(クラウド・コンピューティング)とは

クラウド(クラウド・コンピューティング)とは、上述の通り、ネットワークを通じてユーザーにサービスを提供する形態のことです。
今までは、サービスを利用するためにはハードウェアの購入やソフトウェアのインストールが必要でしたが、ソフトウェアをインストールしなくてもサービスを利用できるのがクラウドの特徴です。

クラウドベースの Chromebook 管理

Chromebook の管理はクラウドベースのサービスである「管理コンソール」で行われます。
クラウドベースで管理することによって、1台1台端末を操作し設定を施す必要がなく、100台でも1万台でもほとんど変わらない運用が可能です。

クラウドベースでの管理でできることの例

設定の変更

端末の設定を変更したい場合、クラウド上で操作するだけで簡単に設定を変更することができます。
また、故障した端末の修理後も、ログインするだけで環境を復元することができるため、セットアップを再び行う必要がありません。
生徒様の端末を預かる必要がなく、いつでも設定を施すことができるため、管理における教職員様の負担を減らすことにもつながります。

遠隔で操作ロック

万が一、生徒が端末を紛失したり、盗難にあってしまった場合にも、遠隔でロックをかけることができます。
操作できないように即時でロックをかけることができるため、第三者による不正ログインなどのリスクを抑えることができます。

 
 

※管理コンソールで端末とアカウントを一元管理するためには、Chrome Education Upgrade(CEU)が必要です。
管理コンソール、Chrome Education Upgrade(CEU)については、関連質問をご参照ください。

 
関連する質問:
Chromebook はどのように管理するのですか? Google 管理コンソールとは何ですか?
Chrome Education Upgrade とは何ですか?

Q5 Chromebook は管理が楽だと聞きますが、具体的なコスト削減効果などについて教えてください。

A5 Chromebook は端末とアカウントを一元で管理することができるため、管理コストや負担を抑えることができます。

多くの教育機関が Chromebook の採用理由に「管理のしやすさ」をあげています。

【学校導入担当者・管理者向け】Chromebook や Google Workspace for Education の導入メリットなどの資料

以下の資料では、校内で配布できる「導入メリット」や「特徴」、「各アプリの紹介」などを30ページ以上にわたりまとめております。
詳しくお知りになりたい場合は是非ご活用ください。

一冊で概要を理解できる Google for Educationをダウンロード
 
関連する記事:
 

Chromebook とは?その魅力と Chrome OS でできることを解説

快適に使えるリーズナブルなパソコンを探している方にとって、Chromebook は非常におすすめな端末です。とはいえ、一般的なパソコンと比べて何が違うのかがわからず二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今記事では、Chromebook が一体どんな端末で何ができるのか、その魅力について深掘りしていきたいと思います。これから Chromebook の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【簡単に知る】Chromebook のコスト削減効果

管理工数の少なさで3年間のトータルコストを57%削減

Chromebook は端末とアカウントを管理コンソール上で簡単に一元管理できます。
そのため、管理が煩雑になることなく、管理における教職員様のご負担を減らすことができます。

 

IDC による2020年の調査では、他のOS が搭載されたパソコンと比較して、Chromebook は3年間のトータルコストが57%削減できるという結果が示されています。

参考:The Economic Value of Chromebooks for Education -May 2020
 

GIGAスクール構想で Chromebook が評価された理由

GIGAスクール構想では、児童生徒1人1台端末として半数以上の地方自治体が Chromebook を採用という結果になりました。
調査によれば、採用理由として「トータルコストが安価」「運用・管理が容易だと思う」「クラウド利用前提なので」という理由が1~3位を占めており、多くの教育機関からそのコストパフォーマンスや管理負担の少なさが評価されていることがわかります。

 
参考:教育委員会向け GIGA スクール構想リサーチ 2020 -Google

 
 
関連する質問:
Chromebook はどのように管理するのですか? Google 管理コンソールとは何ですか?
クラウドベースでの管理について教えてください。

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