コロナショックがもたらした学校内の変化
小杉先生
村山先生
オンライン授業対応(Webカメラの全教室配備)
小杉先生
村山先生
小杉先生
村山先生
小杉先生
村山先生
また、本人は元気でも濃厚接触者となって自宅待機しなければならない場合や、やむを得ない事情がある場合には、本校では一定の条件のもとで、放課後に実施される受験向けの補習授業を、対面ではなく配信で自宅受講することも可能になっています。
小杉先生
マルチカメラによるLive配信
村山先生
小杉先生
村山先生
ICTまとめサイト
村山先生
そこで、これまでのマニュアルや、新しく使い始めるツールの使い方について、情報を1箇所にまとめ、「ここを見れば解決できる」サイトを作ることにしました。それが「ICTまとめサイト」です。このサイトは Google サイトを利用しているので、誰でも簡単に作成・編集ができます。
小杉先生
村山先生
小杉先生
ICTかわらばん(ICT利活用実践事例)
村山先生
小杉先生
村山先生
コロナ禍を経てICT環境が大きく変化したように、今後も新たな技術が登場し、教育現場での活用が求められる場面はますます増えていくことと思います。そうした変化を前向きに受け止め、柔軟に適応しながら、わくわくする気持ちを持ち続けたいものです。
本校では、最近の取り組みとして、生成AIの活用を進めており、2025年度より本格的に始動する予定です。 これからも、技術の進化に対応しながら、生徒たちにとってより良い学びの環境を整えていきたいと考えています。
さいごに…。
本コラムのタイトルにある「成功校」という名称は、ミカサ商事様にお付けいただいたものです。当初は「成功校」と名付けていただくには恐れ多く、別のタイトルを希望しました。しかし、ミカサ商事様とお話を重ねる中で、特段、特別な取り組みをしているわけではなくとも、学校全体でICTを日常的に活用し、生徒はもちろん教職員まで一人残らず利活用できていることこそが、「ICTを活用することができている学校」、すなわち「成功校」と言えるのではないかと考えるようになりました。
教員の中でICT活用に対する温度差は多少あるものの、誰一人取り残さずにICTの利活用を推進し、段階的にステップアップしていくことは、視察に来校されるさまざまな学校の先生方とお話をする中でも、重要な点だと感じています。
この連載でご紹介した内容や事例は、あくまで本校における一例に過ぎず、より高度なICT活用を実践されている学校も多くあります。とはいえ、その中でも本校が伝えられることとしては、多くの学校がスモールステップで端末の導入を進める中(2018年当時)、本校では3学年一斉に約700台を導入しました。導入当初、全国的に見ても前例がないようなさまざまなトラブルや課題に直面し、大変な苦労がありましたが、こうした場面で大切なのは、トラブルが発生した際にご尽力いただける納品・導入企業様の支えです。その際には、本サイトを運営されているミカサ商事様にも大変お世話になり、大変な事態も踏ん張ることができました。
現在では、全国的にも Chromebook が普及し、各学校で安定的な運用がなされるようになり、大きなトラブルが発生することは少なくなったかと思います。しかし、安定したICT環境を構築・運用するうえで、困ったときには親身に対応してくださる信頼できるパートナー企業の存在が非常に大きなものです。
この連載コラムでは、試行錯誤を重ねながらここまで取り組んできた背景には、どのような工夫や意識があったのか、その一端が、読者の皆様の参考になればとの思いで、これまで執筆を続けてまいりました。
これまでご支援いただいたミカサ商事様をはじめ、導入前に視察を受け入れてくださった学校の皆様、本校に視察にお越しいただき情報交換をしてくださった学校の皆様、そして本コラムをお読みいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
本コラムではお伝えしきれなかったこともまだまだ多くありますが、何かございましたら、下記フォームよりお気軽にご連絡いただければ幸いです。また、本校への視察をご希望の学校様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
フォームURL:https://forms.gle/FyE6dRA8Hvauvm1a6
改めまして、これまで本連載をご愛読いただき、誠にありがとうございました。
田園調布学園中等部・高等部
ICT教育推進部 村山達哉・小杉政史