皆さまこんにちは、村山です。
今回もコラムをご覧くださり、どうもありがとうございます。
前回のコラムに関連して、今回はタイピングに関連した話をしたいと思います。
さて、突然ではありますが、読者の皆様は、どのようにして「タイピング入力技術」を習得されましたでしょうか…?
「タイピング入力速度を上げたいから、パソコンスクールに通っていた」、「タイピング練習のために一日〇〇分、時間を作って練習した」といった形で意識的に行動されていた方も一定数いらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、大学生や社会人になって、(必要に迫られて)PCを使用していくうちに「気づいた頃には不自由ないレベルには、自然と打てるようになっていた」というケースが多いのではないでしょうか。ここからは、私個人の話で大変恐縮ではありますが、自身の経験をもとに振り返ってみたいと思います。私自身、「自分専用のコンピュータ」を初めて手に入れたのは高校1年生の頃でした。学校の授業では、「情報処理」や「文書デザイン」など、PC実習を伴う授業があり、コンピュータの色々な使い方を学習していくうちに、「学校で学んだことを家でも復習したい!」、「もっと早く作業ができるようになりたい!」(今思うと真面目ですね…苦笑)という思いが湧き、(当時はPCについて、あまり詳しくなかったので)とりあえず、「学校のPC教室にある、普段授業で使用しているものと同じ(メーカー・型番の)機種を購入すれば、絶対に間違いはないだろう!」と思い、お年玉などの貯金から、学校と全く同じノートパソコンを手に入れたものでした。それからというもの、私自身、毎日のようにタイピングの練習をしていたわけではありませんでしたが、日常的にWebを閲覧したり資料を作成したりする中で、気づいた頃には、ある一定速度以上のスピードで、タイプができるようになっていました。(詳しい大会名は伏せますが、東京都の高校を対象としたタイピング大会では東京都団体5位でした。[「団体」で「5位」…。微妙な順位で、全く誇れないですね…苦笑])
高校生当時、同級生で、タイピング入力がとても早い友達がいましたが、その子は、「日頃からPCでオンライン(チャット)ゲームをするなど、日常的にタイピングをする機会が多い」と話していました。本校でも、一人一台環境の前の時代から、デスクトップパソコンでのタイピング入力が周りの生徒よりも群を抜いて早い生徒がいたため、話を聞いてみると、同様のことを話しておりました。
やはりタイピングは、コンピュータと接する機会が多ければ多いほど、「自然と早くなる」というように思います。児童・生徒の皆さんにも、せっかく一人一台端末を所持して日常的に使用できる環境があるのだからこそ、自分の端末とは「パートナー」「友達」のように、日頃から慣れ親しんで欲しいと思います。本当に良い時代、今の児童・生徒がうらやましいです。
このように生徒に聞かれたら、皆さまはどのようにお答えになりますでしょうか?
これは、正解がひとつではないと思います。Web検索で調べてみると、色々と方法が出てきますが、私自身は自身の経験をもとに、次のように回答することが多いです。
「まずは、自分自身の名前(フルネーム)を正しい指づかい・フォームで、出来るだけ早く打てるように、繰り返し打ってみて!」と伝えています。
タイピングを練習するにしても、やみくもに初見の文章をひたすら打ち続けていてはあまり効果が感じられないと思います。そのため、まずは、一生のうちに一番といっても良いほど打ち込むであろうテキスト(短いフレーズ)、「自分の名前(フルネーム)」から確実に早く打てるようになれば、気づいた頃には、母音のキーがどこにあるのか、どのような指の動きだったか、なんとなく感覚的にわかるようになると思います。
どうしても、自己流で打ってきた人は、現状の打ち方でもある程度の速度が出ているため、なかなか別の打ち方(一般的に正しいとされる指のフォーム)では慣れず、打ちたがらない児童・生徒も多いかと思います。そのような生徒にも、せめて「自分の名前だけ」とすることによって、負担を少なく、取り組んでもらえるようになるとも思っています。日常的に名前を打ち込む機会は多々あるかと思いますので、その度に、「いかに瞬時に、自分の名前を早く打ち終えることが出来るか?」自分自身でタイムアタックに挑む感じで取り組んでみると良い練習にもなるかと思います。
以前のコラム内でもお話ししましたが、本校で Chromebook を導入した理由の一つに、「物理的なキーボードがついている」という点が挙げられます。入学直後の中等部1年生を見ていると「物理的なキーボードがついている端末を採用して、やはり正解だった?!」と感じる場面があります。
入学直後の生徒のタイピングから、出身小学校の市区町村によって、具体的にどのような違いが見受けられるか。この続きは、次回のコラムにてお話したいと思います。
今回もご覧いただき、どうもありがとうございました。
また次回のコラムも宜しくお願い致します。
今回もコラムをご覧くださり、どうもありがとうございます。
前回のコラムに関連して、今回はタイピングに関連した話をしたいと思います。
さて、突然ではありますが、読者の皆様は、どのようにして「タイピング入力技術」を習得されましたでしょうか…?
どのようにしてタイピングの入力技術を身につけたか考えてみる
「タイピング入力速度を上げたいから、パソコンスクールに通っていた」、「タイピング練習のために一日〇〇分、時間を作って練習した」といった形で意識的に行動されていた方も一定数いらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、大学生や社会人になって、(必要に迫られて)PCを使用していくうちに「気づいた頃には不自由ないレベルには、自然と打てるようになっていた」というケースが多いのではないでしょうか。ここからは、私個人の話で大変恐縮ではありますが、自身の経験をもとに振り返ってみたいと思います。私自身、「自分専用のコンピュータ」を初めて手に入れたのは高校1年生の頃でした。学校の授業では、「情報処理」や「文書デザイン」など、PC実習を伴う授業があり、コンピュータの色々な使い方を学習していくうちに、「学校で学んだことを家でも復習したい!」、「もっと早く作業ができるようになりたい!」(今思うと真面目ですね…苦笑)という思いが湧き、(当時はPCについて、あまり詳しくなかったので)とりあえず、「学校のPC教室にある、普段授業で使用しているものと同じ(メーカー・型番の)機種を購入すれば、絶対に間違いはないだろう!」と思い、お年玉などの貯金から、学校と全く同じノートパソコンを手に入れたものでした。それからというもの、私自身、毎日のようにタイピングの練習をしていたわけではありませんでしたが、日常的にWebを閲覧したり資料を作成したりする中で、気づいた頃には、ある一定速度以上のスピードで、タイプができるようになっていました。(詳しい大会名は伏せますが、東京都の高校を対象としたタイピング大会では東京都団体5位でした。[「団体」で「5位」…。微妙な順位で、全く誇れないですね…苦笑])
高校生当時、同級生で、タイピング入力がとても早い友達がいましたが、その子は、「日頃からPCでオンライン(チャット)ゲームをするなど、日常的にタイピングをする機会が多い」と話していました。本校でも、一人一台環境の前の時代から、デスクトップパソコンでのタイピング入力が周りの生徒よりも群を抜いて早い生徒がいたため、話を聞いてみると、同様のことを話しておりました。
やはりタイピングは、コンピュータと接する機会が多ければ多いほど、「自然と早くなる」というように思います。児童・生徒の皆さんにも、せっかく一人一台端末を所持して日常的に使用できる環境があるのだからこそ、自分の端末とは「パートナー」「友達」のように、日頃から慣れ親しんで欲しいと思います。本当に良い時代、今の児童・生徒がうらやましいです。
タイピングはどのようにしたら早く打てるようになりますか?
このように生徒に聞かれたら、皆さまはどのようにお答えになりますでしょうか?
これは、正解がひとつではないと思います。Web検索で調べてみると、色々と方法が出てきますが、私自身は自身の経験をもとに、次のように回答することが多いです。
「まずは、自分自身の名前(フルネーム)を正しい指づかい・フォームで、出来るだけ早く打てるように、繰り返し打ってみて!」と伝えています。
タイピングを練習するにしても、やみくもに初見の文章をひたすら打ち続けていてはあまり効果が感じられないと思います。そのため、まずは、一生のうちに一番といっても良いほど打ち込むであろうテキスト(短いフレーズ)、「自分の名前(フルネーム)」から確実に早く打てるようになれば、気づいた頃には、母音のキーがどこにあるのか、どのような指の動きだったか、なんとなく感覚的にわかるようになると思います。
どうしても、自己流で打ってきた人は、現状の打ち方でもある程度の速度が出ているため、なかなか別の打ち方(一般的に正しいとされる指のフォーム)では慣れず、打ちたがらない児童・生徒も多いかと思います。そのような生徒にも、せめて「自分の名前だけ」とすることによって、負担を少なく、取り組んでもらえるようになるとも思っています。日常的に名前を打ち込む機会は多々あるかと思いますので、その度に、「いかに瞬時に、自分の名前を早く打ち終えることが出来るか?」自分自身でタイムアタックに挑む感じで取り組んでみると良い練習にもなるかと思います。
入学直後の生徒がタイピングをすれば、出身小学校の市区町村がわかる?
以前のコラム内でもお話ししましたが、本校で Chromebook を導入した理由の一つに、「物理的なキーボードがついている」という点が挙げられます。入学直後の中等部1年生を見ていると「物理的なキーボードがついている端末を採用して、やはり正解だった?!」と感じる場面があります。
入学直後の生徒のタイピングから、出身小学校の市区町村によって、具体的にどのような違いが見受けられるか。この続きは、次回のコラムにてお話したいと思います。
今回もご覧いただき、どうもありがとうございました。
また次回のコラムも宜しくお願い致します。