学校向け
Chromebook 導入の手引き

Q ChromeOS(Chromebook) と iPad OS にはどのような違いがありますか?

A iPad OS は Apple が開発したOSです。iPad OS と比較した ChromeOS (Chromebook)の特徴として、主に以下のようなものが挙げられます。

ChromeOS(Chromebook)と iPad OS の違い

Chromebook は、Google が開発した OS 「ChromeOS」を搭載したノートパソコンです。
iPad OS 搭載タブレットと比較して Chromebook にはどのような特長があるのかを解説します。

起動時間の速さ

iPad OS搭載タブレットは、起動に約15秒ほどかかります。
Chromebook も約10秒ほどで起動することができます。
起動時間については、Chromebook も iPad OS搭載タブレットとほとんど変わらず短時間で起動が完了します。

管理の楽さ

iPad OS 搭載タブレットは、端末と Apple ID(学校で管理される Apple ID を「Apple Managed ID」といいます)で別々の管理ツールを使用することになります。
一方、Chromebook は端末と Google アカウントの両方を管理できる「Google 管理コンソール」により、管理の一元化が実現します。
1つのツールで管理することで、管理における教職員様のご負担を減らすことができます。

 

「Google 管理コンソール」については、以下の関連質問をご参照ください。

 
関連する質問:
Chromebook はどのように管理するのですか?Google 管理コンソールとは何ですか?

キーボードの有無

iPad OS搭載タブレットでキーボードを利用したい場合、追加で外付けキーボードを購入する必要があります。
Chromebook はキーボードが標準で備わっているため、別途キーボードを購入する必要はありません。文章作成やプログラミング学習などのキーボード操作を行うのに、おすすめの端末です。
端末選定の際は、キーボード入力をメインで行うのかどうかを検討されることも重要です。

OSアップデートの軽さ、影響の小ささ

iPad OS 搭載端末の場合、OSアップデート中は端末の使用が出来ないことが一般的です。また、OS のアップデートだけでなく個々のアプリケーションのアップデート状況のメンテナンスも必要です。
Chromebook はバックグラウンドでアップデートが行われるため、アップデート中も端末を使用することができ、学習中も問題なく最新の状態を保つことができます。また、アップデートの容量自体もかなり軽量ですぐに完了します(約50MB~400MB)。また、アプリケーションもクラウドサービス(Webアプリ、Webサービス)を利用することが基本になるため、アプリのアップデート状況を管理する必要はありません。

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